LINEマンガでは、白泉社の人気マンガ「ふれるかおる」が連載版として、毎日1話無料で読めちゃいます☆
今回は15話(単行本2巻story5-3)のご紹介!
14話では、カメラマンの男性の存在で、九条が甘楽(つづら)に嫉妬心を見せていました!
吸い付くようなキスに、所構わず甘楽に手を出してしまう九条の様子は、すこし変でしたね…。
甘楽が抵抗して九条を突き飛ばしたことで、いつもの冷静な九条に戻れたでしょうか…?


この記事では、「ふれるかおる」の15話のあらすじ、ネタバレ、感想について詳しくご紹介します!
ふれるかおる14話までのあらすじ
ふれるかおるの15話のネタバレを読む前に、14話の内容を復習しましょう☆彡
14話の内容はこちら!
- 甘楽古書店に、親切にボタンを拾ってくれた男性が再び来店し、彼の職業がカメラマンだと判明する。
- カメラマンの男性と甘楽が話しているところに九条が訪れ、さり気なく男性を追い払う。
- 九条は「あんなの相手にしないで」と甘楽にいい、店内で触り始めたため甘楽が九条を突き飛ばす。


ふれるかおる15話ネタバレ
甘楽に突き飛ばされた後、足早に甘楽古書店から遠ざかる九条。
帰り道の途中で、九条は自分の行動を反省していました。
”何してる、何を言ったんだ、俺”
そして、同僚の佐伯という女性に”変わっちゃうものよね、人って”と言われた事(13話)を思い出します。
立ち止まり、甘楽と抱き合って一緒に過ごした時間を回想する九条。
”匂いだけじゃ足りない”
”触れるだけでは満たされない”
”変わっていく”
他人との距離感を保つ甘楽
「喧嘩した?なんでまた」
甘楽古書店にまた来店したカメラマンの男性が、立ち読みしながら甘楽に尋ねました。
「喧嘩って言うか…、…まぁ、ちょっと…」言いにくそうに言葉を濁す甘楽に対し、
「だいじょーぶだいじょーぶ、抱きついてチューすりゃ元通りだって」と男性は軽く返します。
男性の背後で本棚を掃除していた甘楽が、キッと男性の背中を睨んで声を荒げました。
「やめて下さいよ…!えーと…」と詰まる甘楽に「美好(みよし)」と男性が応えます。
「美好さん、てかなんでまたうちに…、ああ仕事場近いんだっけ…」
名前を今更知った甘楽は、迷惑そうに美好の様子を見ていました。
「なー写真集とかはあんの?」甘楽の様子もお構いなしに、美好が尋ねます。
「ありますよ、その…」と甘楽が近くの本を指差し、「ああ、そっちか」と美好が甘楽に近づきます。
「…」甘楽は、美好が近づくと同時に、反射的に身体が硬直しました。
その甘楽の様子をみた美好が、「なあ、もしかして俺…クサイとか?ウザいとか?」と顔を青ざめます。
甘楽は「えっ、いえ違います!そーゆうわけでは…!」と急いで首を横に振りました。
そして、ゆっくりと美好に自分の繊細な部分を話します。
「えーっと…私、人に触るのも触られるのもちょっと苦手っていうか…」
「なので…緊張しちゃう癖があるんです、人が近づくと。すみません誤解させて」
と申し訳無さそうに首に手をあて、”やっぱりもうちょっと何とかしないとなぁ…”と反省する甘楽。
「良くないなぁとは思ってるんですけど…」と言う甘楽に「…ふーん」と応えた美好。
そして、「じゃあ、写真は?」と甘楽に提案します。「え、いえそれはまた別の…」と甘楽は困りぎみに応えます。
「だって、いーじゃん近づかないから」笑顔で美好は言って、続けました。
「大丈夫、触んないから」
それは、甘楽が九条と再会して初日に九条から言われた言葉と同じで、甘楽は目を丸くしてしまいました。
自分の変化を自覚する九条
ーーーまもなく、東京です。お忘れ物のないよう…ーーー
仕事帰り、電車から降りた九条はきらびやかな夜の街の光にも目もくれず、人混みをかき分けまっすぐと歩いていきます。
”雨の匂いが”
”風の匂いが”
”空の匂いが変わったんだ”
以前、雨の日に甘楽と過ごした日(9話)を思い返して、九条は自身の変化を感じ取ります。
”俺を包む香りが、匂いが、”
”君に変えられていく”
甘楽のことを考えていると、九条は駅のホームからこちらに向かってくる甘楽の姿を見つけました。
「お…おかえりなさい、マンションで待つつもりだったんだけど」
九条を無事に見つけられた甘楽は、少し嬉しそうに頬を赤らめて続けます。
「迎えに行っちゃおうかなって…、急に行っても、九条くんなら見つけてくれるかもって…」
甘楽の言葉をきいて、九条は「うん」と頷き甘楽の手を握りました。
”変わっていく”
”怖いけど、怖いなら”
”この手を離さなければいいんだーー怖いなら”
”もう離せない”
そして、その晩2人は九条の家で、2人だけの世界で、思う存分お互いを確かめ合いました。
九条だけが特別な甘楽
甘楽は、九条と触れ合った後、美好と九条の存在が自分の中で大きく異なることを自覚します。
”九条くんが私に触れる”
”九条くんだけが”
甘楽は、甘楽古書店で美好に写真を撮りたいと言われた後のことを思い出しました。
ーーー
「えーなにダメかなぁ」美好に写真を撮りたいと言われても頑なに断った甘楽。
「やっぱり苦手なんだもん…、すみません」と申し訳無さそうに謝る甘楽に、「けち!」と言って美好は立ち去りました。
”できれば本当は、九条くんだけでいい”
そして、甘楽は九条を駅で見つけた時に頭の中の映像を切り替えます。
ーーー
まっすぐに甘楽の元へ歩いてくる九条の姿を、じっと見つめる甘楽。
”だって、まだ知りたい”
”もっと触れて”
”私も、九条くんを見つけるの”
ふれるかおる15話の感想
九条と甘楽、お互いが相手の存在を特別だと自覚した素敵な回でした…!!
九条は、甘楽と過ごしていくうちに周りの包む空気が変わったことを認めています。
失うのが「怖いなら、もう離せない」と強く思う九条、少し執着しすぎで危うさも感じますね…。
一方甘楽も九条の存在は、他の人とは違うようです。
カメラマンの美好が、九条と同じ言葉を使っても写真を撮らせようとはしませんでした。
甘楽は「九条だけでいい」ようですが、美好は2人にとってどんな存在になるのか・・・今後の展開が楽しみですね!!


まとめ
以上、ふれるかおる15話のネタバレと感想の紹介でした!
九条の甘楽を離したくない気持ちと、甘楽の九条だけでいいという気持ちが合わさって、2人は完全に親密な関係になりましたね!
美好というカメラマンの存在が少し邪魔に感じます…。
美好は今後、九条と甘楽の関係を脅かす存在になってしまうのでしょうか?!
16話ではどんな展開が待っているのでしょう?!
16話も楽しみですね!!
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